2017年を振り返ってみると、今年は突っ走ったなって感じ。それこそ脇目も振らずに撮りまくってた。比べたらキリないし、もっともっと沢山撮りまくってる人も世の中にはいっぱいいると思うけど、それでも自分でそんな実感があった一年となりました。
今まで色々な「やり方」を試しては崩し、試しては崩し、その形はいつまで経っても定まらないでいるけど、そんな日々が楽しいです。夜、寝ていても夢の中でも写真を撮っていたくらいです。今年は、来年は、とかじゃなくて、そんな日々がこの先もずっと続いて行ったら良いなって思います。
自分では自分のことを写真を始めて大して間も無い、その位のことだろうって気分でいたりもしますが、そんな自分にも「どうやったら良い写真が撮れますか?」といった類の問いをかけられる機会が増えました。そんな方法があるなら自分が教えて欲しいくらいですが、今の自分が一つだけ言えるのは、「楽しく撮る」ってことになるんだと思う。「楽しく」っていうのは、ただ適当にって意味ではなくて、ただ夢中になるってことのように思います。その夢中になれた時がものすごく楽しくて、だから沢山撮ってしまう。すると、自分でも思ってもいなかったような写真が撮れていたりします。いつもそういった、結果のようなモノに後になって教えられ続けてきました。
細かい技術的なこととかは人に教えて貰ったり(本当にありがとうございます)、インターネットで調べたり(すごく見ちゃう)、しますが、「どう撮るか?」ってことだけは自分にしか分からないんだと思う。どう撮っても自由だし。何撮っても自由だし。「だったら好き勝手にやってやろうっと」って感じのままに、2018年。
今年もお世話になった色々な人たちに感謝。そして、沢山の写真を写してくれたカメラに感謝。
Profile – MURAKEN(ムラケン)
ミレニアム以降のシーンにおいて、多くのスケートエピックを記録してきたフォトグラファー。トリック写真だけでなく、それに付随する心情写真やランドスケープにも定評がある。現在は専門誌の他にカルチャー誌、ファッション誌、そしてエキシビション開催やフォトブック製作など、活躍の場は多岐にわたる。
ミレニアム以降のシーンにおいて、多くのスケートエピックを記録してきたフォトグラファー。トリック写真だけでなく、それに付随する心情写真やランドスケープにも定評がある。現在は専門誌の他にカルチャー誌、ファッション誌、そしてエキシビション開催やフォトブック製作など、活躍の場は多岐にわたる。