はっきり言ってめちゃめちゃ遠い。日本からアメリカはロサンゼルスに飛んで、さらに車で250キロ程…。モハーべ砂漠を横目に岩だらけの山々を越え、田舎町の中にあるWoodWard Westにいる。距離ってより、感覚として遠い。世界各地からスケートボードのアメリカンドリームを目指してトップアマが集まり、その中で自分を信じて凌ぎを削る。この場に立つ事自体、実に素晴らしいと思うが果たしてその先には何があるって言うんだ?
コンテストには沢山のチャンスがある。成績が出るもんだから順位が上なら誰の目にも止まるだろう。有名なブランドのチームマネージャーやメディアが注目している。例え成績が良くなくても、滑りが目立てばチャンスを拾える。眼の肥えたスケーター達から拍手を浴びるんだ。世界中に友達が出来るのもまた、チャンスである。チャンスを拾えるかどうか、掴んだチャンスをどうするか?それは自分次第。
DamnAm常連で優勝もしているブラジリアンがいる
「Hey Ivan!練習疲れたかい?」
「うん、あ、いや疲れてないよ。体力をセーブしてるんだ。」
「Ivanは何歳?」
「18だよ。」
言葉少なに練習風景を眺める先にはプロキャリアを見ているのかな?もしかしたらその先も見えているのかも知れないな。
Profile – Daisuke Hayakawa(早川大輔)
SPONSOR:HIBRIDskateboards、LowTownSkateClub、AJSA、JRSF
30年目のスケボー三昧な日々を公私共にニュースクール達と過ご しながらもまだ上手くなりたいと思っている東京下町ネイティヴスケーター。
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