COLUMN | スケートボードコンテスト|SKATEBOARDING PLUS

スケートボードコンテスト

04.02 17:00

スケートボードの楽しみ方の一つにコンテストがある。出場するのはもちろん、観戦も面白い。当然、出場するライダーは面白いだけじゃないので、今回はその辺りを掘り下げてみたいと思う。スケートボードコンテストと一言で言っても、ローカルの草大会から世界のショーアップされたプロコンテスト、さらにはオリンピックにまで拡がりがある。ライダーの経験やスキルでどこまでも挑戦出来るのだが、果たして一体何の為にに挑戦するのでしょうか?

名前を売ってスポンサー獲得?
賞金?
モテる為?
力試し?
親の為?
自分の為?

動機は人それぞれだが、出るからにはその目的を果たしたいだろう。最近は少なくなった奇想天外な一発で名前を覚えさせるスケーターもいるが、とりあえず単純に優勝を狙うスケーターに的を絞ろう。思うに、優勝するのは非常に難しい。自分が思う以上に練習を重ねなければならない。では、どんな練習をしたら良いのか?先ず、基本的なトリックを徹底して覚える。絶対にミスしないくらいまでやりこむ事。次に、出場するコンテストのレベルで他のライダーがやれないトリックを幾つか覚える。一つでは足りないから、なるべく沢山覚えたい。次、高得点を獲るには難しいトリックをやるしかない。スイッチ、フェイキー、ノーリーからのエントリーや、ビッグトリックとテクニカルの融合、回してエントリーや回してアウトする等の複合。これらを練習で身につける。大変です、すぐ覚えられるわけないので筋トレ、ストレッチ、ストイックな心を強く持つトレーニング等、練習し続けられる根性と体力が必要。

「あれ?なんかスポーツっぽくない?」
「スケートボードはスポーツじゃない!」

そんな声が聞こえて来ますね。そう、スポーツじゃない。スケートボードはスポーツを超えた、もっとハードでイカしたものなんじゃないか。食べ物に気を使い、体調を整え、練習に励み、トリックを研究して、ひたすら滑る。頭の中はスケートボードでいっぱい。それを何年も続けると自信がついて気持ちに余裕が出てくる。それでもコンテストでは緊張して実力が発揮出来ない事もあるし、メンタルのコントロールも重要だ。ストリートスケーターはメンタルが強い。色々ハードだから。要は経験や思考もトリックを覚える練習と同じくらい重要だって事。

運動会でも発表会でもないコンテストが盛り上がるといいな。

リンクのムービーは先日、6名の日本人ライダーが参加したアリゾナで開催された『PHX AM 2017』の模様。

並み居る強豪を抑え、見事準優勝を勝ち取った堀米雄斗のスーパーラン。


予選を1位で通過し、8位に入賞した池田大亮

special thanks to Kyoko Sugimoto

Profile – Daisuke Hayakawa(早川大輔)
SPONSOR:HIBRIDskateboardsLowTownSkateClubAJSAJRSF
30年目のスケボー三昧な日々を公私共にニュースクール達と過ごしながらもまだ上手くなりたいと思っている東京下町ネイティヴスケーター。

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